ゴーヤの育て方

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ゴーヤの育て方として、気温が25度くらいになってからまくと、よく発芽します。家庭菜園で種から地植えする場合は、5月の中旬ごろにまくとよいでしょう。植え付けの2〜3週間前から、消石灰や、鶏糞、腐葉土などを土に鋤きこんで、よく耕しておきます。栽培方法での植え方は日当たりのよいところを選び、50cm以上の間隔をとって、ゴーヤの種を一箇所に3粒から4粒ずつ、2〜3センチのほどの深さにまきます。発芽したら、間引きして、丈が20pから30pほどに伸びたら、支柱を立てます。軒先やベランダのプランターで栽培する場合は、壁などに支柱を立てかけるとよいでしょう。ゴーヤはつる性なので、ネットを張ったり、垣根を作ってつるを這わせたりすると、鮮やかな緑のカーテンができて、日差し除けにとても効果があります。徳島市上板町の役場では、庁舎の周囲に張り巡らせたゴーヤのカーテンを作り、冷房代を大幅にカットして節約ができたそうです。この天然クーラー効果を利用しようという動きは、他県にも着実に広がってきています。ゴーヤのつるは、伸び始めるとどんどん勢いが付いて、大きくなっていきます。わき芽もたくさん出てきますから、適当に摘み取り、実に栄養がまわるようにしてやりましょう。ゴーヤは育て方も簡単で、害虫もつきにくので家庭菜園の初心者でも栽培できる野菜といわれています。追肥もたまにやる程度でかまいません。小さな黄色い雌花と雄花が咲いて、虫が花粉を運んでくれると、結実します。最初はマッチ棒のように小さな実が、2週間もたつと見事なゴーヤに育ちます。鮮やかな緑の実が育ったら、黄色くならないうちに収穫して食べましょう。ゴーヤは、熟す前に採って食べるのが普通ですが、収穫せずに、オレンジ色に変わるまでそのまま放っておくと、皮がひとりでにはじけ、種の入った真っ赤な実が地面に落ちて、翌年何本か芽が出てきます。実の色は、こわいぐらいに鮮やかで、南国の野菜のイメージにぴったりです。

ゴーヤの害虫や病気

ゴーヤは病害虫に強い植物なので、初めての人でも、簡単に家庭菜園の栽培ができる野菜ですが、まれに、きゅうりなどのウリ科の作物につきやすい害虫にやられたり、病気にかかったりすることもあるようです。ゴーヤの新芽や茎に群らがって、汁を吸っているアブラムシの集団を発見したら、筆で紙などの上に払い落としたり、ゴム手袋をはめて捕殺したりするとよいでしょう。また、光を反射するものを嫌う性質を利用して、周辺にCDをぶら下げたり、すずめ脅し用の反射テープなどを張り巡らせたりするのもよい方法です。そのほかの害虫としては、ゴーヤの葉の裏に寄生して汁を吸うハダニがいます。ハダニにやられた箇所は、白くかすれたようになります。ハダニが発生したら、葉の裏に流水をかけて洗い流し、粘着性のトラップペーパーをつるして捕獲しましょう。ゴーヤの葉はうっそうと繁るので、栽培して収穫に夢中になると、自分の身体にペーパーが付着しますので、気をつけましょう。葉っぱや茎の表面にウドンコをまぶしたようなカビが生えるのが、ウドンコ病です。ウドンコ病に対して、とても効果的で、人体にも安全な方法があります。それは、余計な添加物の入っていない純粋な穀物酢を、50倍に薄めて、うどんこ病にかかった箇所にスプレーする方法です。日没の3時間前くらいにかけるのが最も効果的です。茎をつたって地面に浸透すると、土の中の害虫を追い払い、根の栄養吸収力を高めます。50倍に薄めた穀物酢なら毎日かけても大丈夫です。炭そ病は、梅雨時に多発しやすく、葉っぱや茎に黒褐色の不規則な病斑があらわれ、やがて、株が枯れてしまう病気です。排水がうまく行っていないと発生しやすいので、ゴーヤ苗を植え付ける際に、高さが地面より低くならないようにすることが炭そ病の予防や対策になります。

ゴーヤの栄養

ゴーヤは、1年生のウリ科植物で、その独特の苦味から、ニガウリともよばれています。苦味を取り除くために、水に晒したり、火を通したり調理しますが、実は、ゴーヤの栄養素の中で注目に値する成分のひとつが、苦味の原因であるモモデルシンなのです。モモデルシンは、血糖値を下げる働きがあるので、糖尿病にかかる率の高い日本人にとって、とてもありがたい成分です。さらに、チャランチンという成分も、すい臓に働きかけて、インスリンの分泌を促してくれます。モモデルシン、チャランチンともに、血糖値だけではなく、コレステロールも低下させる効果もあるとされています。 また、ゴーヤには、ナトリウムの排出を促すカリウムが多く含まれているうえに、苦味成分モモデルシンには、血圧を下げる作用もありますから、高血圧の人の食事にぜひ摂り入れてほしい野菜です。料理のとき、普通は、捨ててしまうゴーヤの種には、脂肪燃焼を促す共益リノール酸が含まれています。乾かして炒るだけで、簡単に食べられるので、ダイエット中のおやつにしてはいかがでしょうか?ゴーヤそのものにも、中性脂肪やコレステロールを低下させるために欠かせない、水溶性植物繊維が豊富に含まれています。疲労回復や夏バテ防止に役立つビタミンCには、発がん物質を抑制する作用もあります。ゴーヤのビタミンCは熱に強いので、いろいろな調理方法で料理して積極的に食べたい野菜といえますね。

ゴーヤ料理の作り方

ゴーヤを使った美味しくて簡単な料理の作り方として、ピーマンの肉詰めならぬゴーヤの肉詰めをご紹介します。まず、下処理としてゴーヤを八等分にして輪切りにし、ワタと種を丁寧に取ります。豚ひき肉と刻んだ玉ネギに、しょうゆ、塩、コショウ、酒、隠し味としてみそ少々を加え、粘りが出るまで練ります。これをゴーヤの輪の部分に詰めて、片面ずつ焼きます。あんかけとして、水、片栗粉、ごま油、鶏がらスープを加えて熱し、とろみが出たところでゴーヤの肉詰めにかけて出来上がりです。次は、冷やしソーメンとの取り合わせです。にんにくと豚肉をオリ−ブオイルを炒め、充分火が通ったところでゴーヤを入れて炒め、塩、こしょうで味を調えます。そこへ卵を溶きいれて、半熟状態になったところで火をとめます。これを、ゆでてから冷やしておいたそうめんにのせます。お好みでソーメンつゆをかけて召し上がってください。また、大きいゴーヤ2本を3ミリの厚さで半月状に切り、しょうゆ200cc、黒砂糖200グラム、お酢100ccを混ぜた漬物液に漬け込むと、歯ざわりのいいお漬物になります。さっとお湯にくぐらせて苦味を抜いて、ゆで卵のみじん切りとマヨネーズであえると、メイン料理のつけあわせとして、彩りのきれいな副菜になります。実は、ゴーヤの種には、脂肪を燃焼させるというありがたい薬効があって、捨てるのはもったいないです。食べ方や調理法としては、ゴーヤの種を天日で干して、からからになったら、フライパンで乾煎りして塩を振ります。ゴーヤの種のユニークな形が見た目にも面白く、ぱりぱりした食感のチップス感覚で、おやつやおつまみにぴったりなので、ぜひお試しください。

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