キャベツの育て方

スポンサードリンク

キャベツの育て方として、春まきの場合は、4月に種まきして7月に収穫でき、秋まきの場合は、9月に種をまいて翌年4月から5月に収穫できます。収穫したあとも、株を残しておくと、再び小さなキャベツが栽培出来るので、春まき秋まきを上手に組み合わせて栽培すれば、年中途切れることなく、葉っぱを食べることが出来ます。キャベツの苗は、畝幅90センチなら1筋、120センチなら2筋にして、植えつけるとよいでしょう。土質は選びませんが、アブラナ科の連作は避けましょう。虫の害を防ぐために、苗床は別のところで作ります。種をまいて、2〜5日もすると芽が出ます。一ヶ月たって、本葉3枚から6枚になったら、移植します。家庭菜園のキャベツの育て方として畝にV字形に溝を掘って、水をたっぷり流し、土を付けたままの苗を、60センチ間隔で置いていきます。土でふたをするようにして、両手でしっかり押さえ込みます。株と株の間には、鶏糞や油粕を埋めて、草をたっぷりとかけておきます。苗を移植したら、一ヶ月は目立つ草を抜いてやって、そのつど土寄せして、あとはそのまま放任しておいて大丈夫です。ただし、アオムシには注意して、こまめに捕らえましょう。キャベツの球の頭部を手で押さえて、固さを感じるようになったら、収穫時です。収穫が遅れると、球が割れることがあるので、早めにとりましょう。収穫の際には、下茎を残して切り取り、根っこは残しておきます。1〜2週間で、切り口から再び葉っぱが生えてきます。こうして二度目に栽培できたベビーキャベツも、とてもおいしいものです。

キャベツの害虫や病気

キャベツは、発芽率が高く、とても栽培しやすい野菜ですが、農薬や消毒剤を使わずに育てる場合はとくに、青虫に悩まされます。キャベツに集まってくる害虫のほとんどは、チョウや蛾の青虫です。代表的なモンシロチョウは、4月、暖かくなってきた頃に活動を始め、キャベツやケールなど、アブラナ科の葉っぱの裏に卵を産み付けます。無農薬栽培をしている畑は、格好の産卵場になります。青虫は、成虫になれば、花粉を運んでくれるなど、益虫としての働きもあるので、殺虫剤で駆除するのはやりすぎです。かといって、幼虫の時期に、見逃してしまうと、葉っぱが食われて全滅するので、畑にいったら一番に虫探しをして、捕殺し,帰る時にももう一度、念を入れて点検します。青虫は、春から秋の間に、3回発生します。一回の活動周期は、1〜2週間くらいです。青虫は、キャベツが、肥大していく時期に入りますが、巻いてしまったらもう中まで入ることはありません。また、モンシロチョウは、梅雨が明ける頃から、お盆過ぎまで、山で避暑するので、虫は出にくくなります。害虫対策として、できれば、コンパニオンプランツであるキク科のレタスと混植すると、モンシロチョウをはじめ、ヨトウムシ、コナガなどのキャベツの害虫も、ほとんど近寄らなくなります。家庭菜園でキャベツを植えてひと月くらいした頃、日中に葉っぱがしおれ、育ちが遅くなり、やがて外側の葉から、黄色または紫色に変色してくるなら、根こぶ病のおそれがあります。アブラ菜科の野菜を連作したり、排水が悪いと発生しがちになるので、キャベツを植えるときは、連作しないように気をつけ、水はけのよい畑や場所を選んで植えつけましょう。 比較的低温である20度前後で、雨天の日が続いたとき、菌核病といって、葉の付け根近くにできた病斑が結球内部に広がり、腐敗するという病気が発生することがあります。菌核病を防ぐには、イネ科の作物と輪作するといいと言われています。発病したら、ただちに株を抜き取り、その部分の土を深く耕して、菌を土中深くに埋め込むことが大切です。

キャベツの栄養

キャベツのもっともよく知られる効能は、胃のむかつきを予防し、潰瘍を癒す働きが知れています。なかでも、キャベツの栄養として含まれる成分であるビタミンUは、胃腸障害に作用があり、有名なキャベジンの原料にもなっています。ただし、ビタミンUは、熱に弱いので、生で食べないと効果がありません。肉やアルコールを多量に摂取する人は、つけあわせに新鮮な千切りキャベツをたくさん食べて、胃潰瘍の予防を心がけたいですね。キャベツは、9割が水分ですから、さしてカロリーは高くありませんが、栄養的には、たいへん優れた野菜です。芯の近くには、多量のビタミンCを含み、緑の濃い外葉には、カロテンやカルシウムのほか、必須アミノ酸までが、かなりの量で含まれています。このアミノ酸が、キャベツの煮込み料理で、うまみを出してくれるのです。また、キャベツのカルシウムは、野菜の中でも、とくに吸収されやすい性質があります。そのほか、レタスと同じくらいのB1、B2を含み、疲労解消にも役立ちます。キャベツは、新鮮なものなら、ぜひ生で摂ってほしいのですが、その理由は、豊富に含まれる酵素にあります。大根より多いジアスターゼのほか、ペプシン、トリプシン、パーオキシターゼなどが消化を助けてくれるので、胃の弱い方は、ジュースにして、たくさん飲むとよいですね。ただし、冷やすと胃に負担がかかりますので、常温で飲むことがおすすめです。

簡単キャベツ料理

キャベツを使った簡単な料理といえば、お好み焼きを思い浮かべる人も多いでしょう。実は、キャベツをメインにして、小麦粉なしで作るお好み焼きも、なかなかおいしいものです。キャベツは具でもあり、生地のつなぎでもあるので、太めに切るのがポイントです。油をひいたフライパンにキャベツを広げ、溶き卵を流しいれて塩を振り、ふたをします。弱火で熱して半熟状態になったら、お好み焼きのソースをかけてもうしばらく焼きます。お好みで青海苔やかつお節をかけると、さらに風味が増します。ダイエット中のメニューとしていかがでしょうか?キャベツを使った有名なドイツ料理が、ザウアークラウトです。キャベツを乳酸発酵させたもので、ドイツ家庭のお袋の味です。基本的な作り方やレシピとして、芯を抜いて細かく刻み、ニンジン、りんご、香辛料、塩を、層状にして樽で漬け込みます。フランスでは、このザウアークラウトを白ワインやブイヨンで蒸して、柔らかくしたシュークルートというものが、ドイツ国境に近いアルザス地方の名物料理になっています。 キャベツは、春キャベツと冬キャベツで、食感や味覚がちがいます。巻きがゆるく、やわらかくてぱりぱりした春キャベツは、サラダなどの生食にぴったりです。新生活であれこれと神経を使う春に、胃腸を助けるキャベツが、効力を発揮してくれます。うまみの多い冬キャベツは、葉っぱに厚みがあって型崩れしにくいので、煮込み料理に向いています。身体もあたたまって、冬場の健康を支えてくれます。季節に合わせて、身体を整えてくれるのですから、旬の野菜を食べることは、理にかなってるといえますね。

スポンサードリンク