芽キャベツの育て方として種まきや植え方など家庭菜園での栽培方法や病気や害虫対策を教えます。小さい玉の中に栄養がたっぷり詰まってる芽キャベツの美味しい食べ方として、パスタやにんにく炒めといった料理のレシピ、ゆで方や時間、調理法を紹介。
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芽キャベツの育て方として家庭菜園での種のまき時は、7月上旬から下旬です。種まきの前に、一晩水に漬けると、発芽しやすくなり、キャベツの栽培と同じ要領で、畑に筋蒔きするか、箱に点まきするといいでしょう。種まき後、2、3日したら、芽が出てきます。本葉が、1、2枚になったら、移植します。芽キャベツは、キャベツよりも、暑さや乾燥に弱いので、日中は、日よけをしてやりましょう。8月下旬になり、本葉が5枚くらいになったら、株の間を、50センチとって、畑に定植します。畝幅は、60センチ以上にして、あらかじめ、1平方メートルにつき苦土石灰200グラムと、完熟堆肥3キロ施して、土をよく耕しておきます。家庭菜園での芽キャベツ栽培方法としては、肥料を好むので、水やりをかねて、液肥を施してやるとよいでしょう。芽キャベツは、倒れやすいので、草丈が伸びて葉っぱが7、8枚になったら、支柱を立ててやります。わき芽が、結球しはじめたら、下のほうの葉はは、とってしまいましょう。また、地面に近いところのわき芽は、結球しないので、取ります。わき目を適度に取ると、日当たりがよくなって、栄養分もいきわたります。芽キャベツが、2、3センチ程度の玉になってきたら、玉のまわりの葉を取ります。上のほうの葉っぱだけ、10枚くらい残しておいてください。根元はとても硬いので、ナイフやはさみなどを使って収穫しましょう。家庭菜園の芽キャベツの栽培では、次々と結球するので、10月下旬から3月ごろまでの期間、収穫できます。ただし、3月になると、花芽が発達して変形してしまいます。
芽キャべツにつく害虫は、キャベツの場合と同じく、青虫、ヨトウムシといった蝶や蛾の幼虫がほとんどです。モンシロチョウの青虫は、動きも鈍く、捕まえるのも簡単なので、家庭菜園で栽培する際は朝や夕方、畑の見回りをするときに、かならず、青虫がいないかチェックして、見つけ次第捕獲することです。また、本来生きた植物はあまり食べないナメクジですが、畑周辺に作物を収穫した跡の残りや、刈り取った草を放置すると、腐りかけの植物を好むナメクジが集まり、結果として、芽キャベツの害虫被害を受けることがあります。芽キャベツを栽培中には、そのほか、アブラムシが発生することもあります。アブラムシは、光を反射するものが苦手なので、たとえば、田んぼで使うようなキラキラと輝くすずめ脅し用のテープなどを張り巡らせるのも、ひとつの方法です。家庭菜園での芽キャベツの栽培では、キャベツ同様、連作すると、病気として根こぶ病が発生します。根こぶ病にかかった株は、外側の葉っぱから、黄色や紫色に変色し、日中に葉っぱがしおれやすくなり、育ちが遅くなります。家庭菜園で栽培中の芽キャベツを、根こぶ病から守るためには、大根、白菜、ケールなどのアブラナ科野菜との連作を避けて、水はけのよい場所を選び、泥はねの影響を最低限におさえるために、株の根元に、敷きわらをしてやるといいでしょう。連作や排水がわるいと、黒腐病にもかかりやすくなります。黒腐病は、細菌によって、土壌伝染するのですが、はじめは、外葉のふちにV字型の黄色の病斑ができ、次第に茶色くなって拡大していきます。古くなると、枯れて破れやすくなります。家庭菜園で芽キャベツを育てるときには、まず、水はけのいい場所をえらぶことが、病気を防ぐための、一番の基準になるでしょう。
芽キャベツは小さい玉の中に、キャベツを上回る量の栄養がたっぷり入っています。栄養成分自体は、キャベツと共通していて、腸をきれいにする食物繊維、病気に対する抵抗力を高め、ストレスを軽減するビタミンCをはじめ、ビタミンK、イソチオシアネート、ビタミンUが代表的なものです。芽キャベツの栄養素のビタミンCは、100グラムあたりの含有量で比較すると、レモンの1.5倍、キャベツの三倍もあります。ビタミンKは、骨を強くし、傷口をはやくふさぐ働きがあり、不足すると、血がとまりにくくなります。また、芽キャベツには、ほうれん草より沢山のビタミンKが含まれています。熱を加えても壊れないので、調理して煮込みやスープ料理に利用して食べるとよいでしょう。イソチオシアネートは、細胞の異常増殖を押さえ、ガンを引き起こすニトロソアミン(発がん性物質)の働きを抑制します。イソチオシアネートは、ブロッコリーや、大根など、アブラナ科の植物に含まれる成分ですが、その中でもとくにキャベツや芽キャベツに、多く含まれているそうです。キャべジンの原料成分でもあるビタミンUは、炎症を和らげ、細胞を修復し、粘膜を保護する作用から、胃潰瘍の治療に用いられてきましたが、それ以外に、肝臓の脂肪を減らす働きがあることも、わかってきました。そのため、芽キャベツは、脂肪肝などの肝臓疾患を防ぐためにも、積極的に食べたいといえる野菜ですね。
芽キャベツを料理に使用する時は、あくが強く皮も硬いので、調理するときには下ゆでしてあくをぬいてから使います。芽キャベツをゆでる際には、外の皮を、2、3枚はいでから、芯に十文字に切れ目を入れると、早く均一に熱が伝わります。一つまみの塩を入れた鍋で、1分くらいがゆで時間の目安です。ゆでた芽キャベツで、パスタを作ってみる場合は、みじん切りにしたにんにくとベーコンを炒めて、ゆでたブロッコリーと芽キャベツ、きのこ(しめじ、エリンギなど)塩、こしょう、しょうゆ、で味付けします。ゆで上がったパスタにからめて出来上がりです。他の芽キャベツの美味しい食べ方としては、少ない材料で簡単に調理出来る芽キャベツのにんにく炒めは、スタミナを補うのにも、最適な料理です。炒めものといっても、途中で煮込む過程が入るので焦げる心配はありません。レシピや作り方は、まず、フライパンにオリーブ油を入れて、つぶしたにんにくで、香りをつけます。そこへ、芽キャベツ15個から20個を入れて、表面に色が付く程度に軽く炒めます。水を400cc前後注ぎいれ、塩をふり、強火でぐつぐつ煮込みます。水気がとんだら、オリーブ油をひとさじ足して、2かけらほどのにんにくのスライスをふりかけ、うす茶色に色づくまで炒めて芽キャベツ料理の出来上がりです。また、このレシピは、あらかじめ、芽キャベツをゆでなくても大丈夫です。そのほか、芽キャベツのシンプルな調理法として、にんにくといっしょに、バター焼きしてもおいしいです。水分を入れないので、香ばしさはあるのですが、そのぶん芽キャベツが焦げやすいので、途中で火をとめ、ふたをして、様子を見ながら蒸し焼きにするとうまく出来ると思います。
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