オクラの育て方

スポンサードリンク

オクラの育て方として種は、気温が20度以上にならないと発芽しないので、家庭菜園やプランター栽培での種まき時期は、4月中旬から6月上旬頃、気温が高くなってからまくことがポイントです。アオイ科の作物を植えていなかった場所で、適度に湿気があり、日当たりのよいところに植えます。植え付け2週間前に、前に、土全体に、元肥を混ぜ込んでおきます。オクラの種は、皮が硬いので、一晩水につけてからまくと発芽しやすくなるでしょう。それでもだめなときは、ぬらしたガーゼの上にのせて、白い根が出てきたところで土に埋めるとよいでしょう。2,3センチの深さのところに60センチくらい間隔をあけて種まきます。オクラは発芽するまでは、水を欠かさずやります。乾燥を嫌うので、その後も、土が乾いたら与えるようにします。オクラは、種まき後、2.3日で発芽します。草丈30センチに成長したら、支柱を立ててやり、ひもで茎と結んで固定します。下葉が込み合ってくると、風通しが悪くなるので、適宜切って間引きしてやります。家庭菜園やプランターでの栽培で気をつけることは、水切れすると成長が悪くなるので、土の表面が乾燥しないように、株元にわらや枯れ草を敷いてやるといいでしょう。オクラの育て方として花が咲き始めたら、追肥を10日から15日に一回与えてやります。花がついた3,4日後には、実を収穫できます。実は、放っておくとすぐ大きくなり、皮が硬くなってしまうので、早めに採りましょう。実にぶつぶつしたものが付いていることがありますが、これは生理現象で、病気ではありません。

オクラの害虫や病気

オクラは、家庭菜園やプランター栽培でも比較的、病害虫に強い植物ですが、アブラムシや、ワタノメイガの幼虫、ハスモンヨトウによる害虫被害を受けることがあります。新芽や茎に群がって汁を吸うアブラムシに対しては、見つけ次第、ゴム手袋をはめてまとめて捕殺するか、アブラムシが嫌うきらきらと光を反射する資材を使って、防御するとよいでしょう。アブラムシの排泄物は、すす病を蔓延させる原因になります。すす病にかかると、すす状の黒っぽいカビが、葉裏に広がり、光合成ができなくなってしまいます。家庭菜園で栽培中にウドンコ病にかかった場合は、白いカビが生えますが、穀物酢を50倍程度に薄めて、散布すると、ウドンコ病が治るだけではなく、オクラの株全体を強くする効果があります。オクラの害虫ワタノメイガは、別名、ハマキムシとも言って、葉っぱを葉巻のように丸めて、袋状にしてその中に棲み、葉や芽、つぼみなどを食べてしまいます。幼虫は、若いうちは乳白色ですが、成長すると、身体は淡緑色で頭だけ黒くなります。巻いた葉を広げてみると、幼虫は、すばしこく動きまわり、身を守るためにわざと地面に転げ落ちます。筒状に巻いた葉を見つけたら、幼虫が転げ落ちないように、そっと開いて捕獲しましょう。また、ハスモンヨトウは、交尾が最も活発になる日没後1〜2時間の間にあわせて、フェロッモントラップを設置すると、かなりの確率で捕獲することが出来ます。幼虫の時期には、クモが天敵なので、クモを見つけたら、そのまま生かしておいたほうがいいでしょう。オクラを栽培中に、葉っぱや茎に水滴のような粒がついていることがよくありますが、これはオクラ特有の生理現象なので、病気の心配はありません。

オクラの栄養

オクラの最も特徴的な栄養成分は、独特のぬめりの中に含まれています。その正体は、ムチンヤペクチンといった水溶性の食物繊維で、腸の中で糖質をくるみこんで吸収を妨げ、食後の血糖値が高くなるのを防いでくれます。水溶性の食物繊維には、腸のぜん動運動を促し、老廃物をやわらかくしてスムーズに排出するという働きもあり、便秘に良いとされています。オクラの栄養には、インシュリンの働きをよくするマグネシウムや、インシュリンを作る材料となる亜鉛も多く含まれています。オクラのネバネバ成分のもとであるムチンやガラクタンには、胃の粘膜をうるおして、胃壁を保護する作用があります。また、肝臓や腎臓の機能を高め、細胞を活性化して、老化を予防します。ムチンは、たんぱく質の消化吸収を助けるので、お肉や魚介類と組み合わせて食べるとよいでしょう。そのほか、オクラには、丈夫な歯や骨を作るカルシウム、活性酸素の働きを抑制して、シミやしわのない美しい肌を作るビタミンC、疲労や倦怠感を回復させるビタミンB1、酸素の運搬に欠かせない鉄分、皮膚や粘膜の細胞を保護し、目の健康を維持するビタミンAなど、たくさんの栄養素がバランスよく含まれています。夏野菜の代表として夏バテに効くだけでなく、生活習慣病の予防にもなる強力な野菜ですから、ぜひ、オクラを毎日の食卓に取り入れたいものですね。

オクラの食べ方

オクラのネバネバ成分には、山芋に似た強壮成分が入っていて、コレステロールの低下させる働きがあります。美味しい食べ方やレシピとして、山芋の代わりにオクラをつなぎにした料理のお好み焼きをご紹介します。調理法や下ごしらえとして、まず、オクラを山芋のようにとろりとなるまで、すりおろします。卵を溶いて水を加え、小麦粉、キャベツ、トロトロにしたオクラを混ぜ込みます。そこへ、ねぎや桜海老などの好みの材料を入れて混ぜ合わせ、生地を作ります。フライパンに材料を入れて、薄切りの豚肉を並べ、上下を焼きます。冷めてもおいしく、山芋を入れたときと同じようにふわふわしています。4人分の材料で、オクラ20本くらいが目安になります。家庭菜園で採れたばかりの新鮮なオクラなら、そのまま生で、包丁をいれずにサラダにして食べることをおすすめします。栄養価の高いぬめり成分を失うことなく、まるごと摂取できます。オクラは、立葵のような黄色い花を付けるのですが、花のつぼみも、実はてんぷらにして食べることが出来ます。オクラを調理する下ごしらえとして、塩を振ってまな板で板刷りすると、簡単に産毛が取れます。熱湯でさっと茹でておいて、ナスやズッキーニを入れた夏野菜のカレーの仕上げに、加えるのもよいでしょう。また、オクラにベーコンや牛肉をまいて、串焼きにすると、バーベキュー料理にも変身します。同じぬめり同士、とろろご飯のトッピングにしたり、納豆と混ぜ合わせたりするレシピもおすすめです。農家の方が考案しためずらしい食べ方ですが、オクラの種をくり抜いて、ぎょうざの具を詰めて揚げると、なかなかおいしいそうです。

スポンサードリンク