レタスの育て方を紹介。家庭菜園での種まき時期や発芽、苗の植え方、肥料や追肥、アブラムシとヨトウムシの害虫や病気対策など栽培方法とともに、レタス料理として、チャーハンやスープの作り方やレシピなど美味しい食べ方や調理法を教えます。
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レタスの育て方として、種まきは年に二回ができます。夏まきの場合は、8月の上旬から中旬には種をまいて、年内に収穫します。冬まきの場合は、12月上旬に種をまいて、4月に収穫します。家庭菜園で食べるくらいの量を栽培させるなら、最初は、底が浅めの箱にまくとよいでしょう。夏まきの場合、発芽しにくいので、あらかじめ種をガーゼで包み、水に8時間くらい浸したあとに、冷蔵庫に入れておきます。2日から4日で発芽したものを、そっと箱に移して、浅く植えて土をよせて、雨に直接当たらない風通しのよいところに置きます。 家庭菜園でレタスの栽培方法として苗が、本葉1、2枚になったら、10センチ四方に1本の間隔で、畑に仮植えします。仮植床は、1メートル四方の短冊形にして、あらかじめ、石灰や堆肥を施してよく耕し、平らにならしておきましょう。家庭菜園でレタスを栽培する際に夏まきの場合は、寒冷紗でトンネルを作って、8月いっぱい日覆いをしてやります。本葉5,6枚で、いよいよ畑に定植です。畝幅は、70から80センチに2列が作りやすいですが、110センチくらいの幅がとれるなら、4列でも大丈夫です。株間は最低30センチ空けます。雨の跳ね返りによる病気を防ぐため、わらで、マルチングしてやるとよく育ちます。 植え付け3週間後に、化成肥料を1平方メートル当たり大さじ3杯ほどまいて、追肥します。レタスの結球の側面を押してみて、固くしまったものから、順に収穫できます。とり遅れると、かたくなって、味も遅れるので、はやめにとって、やわらかいうちに食べることをおすすめします。
レタスの害虫の代表は、アブラムシとヨトウムシで、0・5ミリから、3ミリくらいまでの大きさの胡麻粒のような、緑色、または薄赤色の虫で、レタスの葉や茎に群がって,その汁を吸います。そのため、レタスの葉がしおれたり、奇形になったりする原因になります。さらに、アブラムシは、ウイルス病を媒介し、レタスの葉には、まだら模様が生じて、株全体の成長をストッさせてしまいます。アブラムシの害虫対策としては、光を反射するテープを、レタス畑の周囲に低くはりめぐらせて、生育の初期には、寒冷紗や不織布をかけて、虫を防ぐことが有効です。また、ヨトウムシは、は、集団行動によって、2,3枚の葉を集中的に食べますが、成長すると、葉脈を残して、レース編みのように葉をぼろぼろにしてしまいます。成長すると、昼間は、レタスの株の根元や、土の中に住んでいて、夜になると現われて活動するので、ヨトウムシ(夜盗虫)といわれるのです。ヨトウムシが小さいうちに、集団で荒らしている葉を見つけ次第、すぐ切り取って処分してしまいましょう。目の細かいネットでの防除も必要です。レタスの病気には、綿状のカビが生じる菌核病、すそ枯れ病、褐色の病斑ができるベト病などがあります。病気になった株を、発見したら、すぐに抜きましょう。いずれも、雨が溜まり、水はけが悪くなると、発生しやすくなるので、なるべく、水切れのよい傾斜地で育て、わらなどでマルチングをして育てるとよいようです。また、病原菌が増えにくいように、毎年ちがう場所に移し、栽培する環境を変える育て方も大事です。
レタスの栄養成分には90パーセント以上が水分ですが、野菜にしてはめずらしく、ビタミンEをたくさん含んでいます。レタスを、黒焼きにして食べると、体調の悪いときに出来る口内炎の痛みを止めることが出来ます。レタスの葉か茎をアルミホイルに包んで、黒くなるまで焼き、炎症をおこした部分に直接つけます。ビタミンEは、血液循環をよくし、体内の脂肪が酸化するのを防ぎ、若さを保つ働きをします。ビタミンEは、熱に強いので、いためたり、スープにしたり、煮物にしたりすることで、生で食べるよりもかさをへらして、沢山摂取することができます。とくに、緑色の濃い外葉の部分の栄養価が高いので、火を通して調理するとよいでしょう。レタスに含まれる鉄分や、葉緑素は、貧血の予防や改善にも役立ちます。血流を改善するビタミンEとの相乗作用がありますから、月経のある女性はレタスを積極的に食べたい野菜といえます。また、レタスやその仲間のサニー・リーフレタスは、切ると断面から白い液が出ますが、この乳液には、ラクッコピコリンと言う成分が含まれています。ラクッコピコリンには、気持ちを鎮めたり、眠気をさそう働きがあります。神経が昂ぶり、目がさえて眠れない夜は、ニンジンやりんごと一緒にレタスジュースを作って飲むと、寝つきがよくなります。レタスには、塩分を体の外に排出するカリウムも多く含まれているので、高血圧症の人はもちろん、メイン料理の味付けが濃い場合に、付け合せとして食べるとよいでしょう。
レタスを使った料理レシピというと、まずサラダを思い浮かべます。ビタミンCを摂取するには、もちろん、生が一番ですが、ビタミンEや、鉄分など、レタスに含まれるほかの栄養素を生かすには、炒めたり煮たりして、かさをへらし、たっぷり摂った方がいいですね。まず、ご紹介するのは、レタスチャーハンの作り方です。チャーハンというと、味付けの濃さから喉が渇いて、途中で何度も飲み物に手が伸びがちですが、レタスの水分で、程よく渇きが癒され、ご飯の味を十分楽しむことが出来ます。具は、卵やねぎなど何でもいいのですが、作り方のコツは、チャーハンが出来上がる寸前に、レタスを投入することです。なぜなら、火を通しすぎると、べちゃべちゃになってせっかくの歯ざわりのよさが失われてしまうからです。同じく、レタスを入れる前に、塩などで味付けを完了させておくことも大事です。レタスを入れた後だと、浸透圧現象で、水分が出てきてしまうからです。また、レタスをスープに入れると、しゃきしゃきした食感が、いいアクセントを添えてくれます。どんな調理法をするときも、包丁だと切り口が茶色くなるので、手でちぎってくださいね。作り方としては、ごま油でレタスを炒めて、お酒と塩を少々加えただし汁で煮て、溶き卵をうかべるのが、一般的ですが、炒めないで、直前にレタスを入れてさっと火を通す調理方法もあります。レシピのアレンジの仕方としては、ツナやベーコンなど、こくのある材料と合わせると、レタスのさわやかな風味が、ひきたちます。
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