とうもろこしの育て方

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とうもろこしの育て方として、もともと中南米原産な野菜なので、日当たりのいい場所が大好きです。家庭菜園の栽培方法として畑に種をまくときは、二、三週間くらい前に、日差しが強い場所を選び、あらかじめ緑肥をすきこんで、やや深めに耕しておきます。まき時は四月から六月、霜が降りる心配がなくなった頃で、種は一晩水につけておきます。緑肥とは、まだ青々と生育しているうちに乾燥させないで土に混ぜ込むと、後から肥料の役割を果たすような植物のことです。家庭菜園のとうもろこしの育て方として受粉しやすくするために、必ず一つの畝に二筋植えます。五十センチ間をあけて、二本筋をつけたら、そこに三十センチ間隔で種まき用のくぼみをつくり、一箇所に三粒ずつまきます。土を四センチくらいかぶせて、軽くおさえます。約10日くらいで発芽します。とうもろこしの苗の高さが十五センチくらいになったら、間引きして一本にします。間引きするときは、株元がぐらつかないようにしっかり土寄せします。種まきから一ヶ月くらいたったら、有機質肥料を、株から十センチ〜二十センチくらいはなれたところにまいて、追肥し、そのつど土寄せしします。とうもろこしの栽培は、苗の段階で水をやり過ぎると、根腐れの原因となるので気をつけましょう。水をたっぷりやるのは実ができたあとにします。種をまいて二、三か月たった頃に、とうもろこしの雌穂がでてきます。一番上の雌穂を残して、下の雌穂はひげが出る前につみ取ります。取った穂はヤングコーンとしてサラダなどにして食べるとおいしいです。やがて、てっぺんに雄穂が咲き、花粉が風によって雌穂の上に落ちてきます。雌穂からでてくる緑色のひげが三週間たって茶色っぽくなったら、収穫時です。とうもろこしは、肥料をたくさん吸収して、茎や葉っぱにためこんでいるので、収穫がすんだら、緑肥として畑に埋め込むと、栽培後の土壌が豊かになります。

とうもろこしの害虫や病気

とうもろこしの代表的な害虫として、実を食い荒らすアワノメイガ、葉っぱを食べるアワヨトウがいます。アワノメイガの幼虫が茎や穂に侵入した後では、薬剤をまいても効果がないので、被害を受けた雄穂を見つけ次第切り取って、虫が雌穂に移動するのを食い止めるしかありません。また、アワヨトウの天敵カリヤコマユバチは、独自の嗅覚でとうもろこしの中のアワヨトウを探し当て、その体内に卵を産み付けることで知られているので、この関係をうまく利用できれば、無農薬栽培が可能になるでしょう。また、とうもろこしは、カラスの大好物ですから、収穫間際の襲撃に気をつけなければなりません。カラスやハトをはじめ、一般に鳥類は足をとられることを嫌がるので、時機を見て、ネットをかける、光るナイロン糸を張り巡らせるといった工夫が必要です。とうもろこしの葉や茎に群がって汁を吸うアブラムシは、光を反射するものが苦手です。その性質を利用して、苗の植え付け時にきらきら光るマルチシートを敷きこむと、アブラムシを追い払うだけでなく、土の保温や雑草対策にもなります。株が成長したら、すずめやカラス、ハト除けのネットやカラーテープにCDをぶら下げると、一石二鳥の効果があります。とうもろこしは、雄穂から落ちてくる花粉が、雌穂から出るひげ(めしべ)に、しっかりくっつかないと実ができず、歯欠け状態になってしまいます。実がびっしり付いたトウモロコシを育てるには 二列以上、少なくとも十株以上の群落を作り、風で飛んだ花粉をどこかでキャッチできるようにしておくことがポイントです。倒伏細菌病、黒穂病など、病気に弱いとされるとうもろこしですが、米ぬかやミネラルを与えて地力を回復させることで、無農薬栽培も可能です。通常は、真夏、最も害虫の活動が活発になるときに甘い実をつけ、収穫を迎えますが、暖かい地方で育てる場合、早期に植え付けて収穫時期をずらすことで、虫害の発生を抑えることが出来ます。この方法で、かなりの減農薬に成功した農家の実例があるので、温暖な地域に住んでいるなら、一度、試してみてはどうでしょう。

とうもろこしの栄養

とうもろこしは、主成分のでんぷんのほかに、脂肪や各種のビタミン、たんぱく質が含まれた、とても栄養バランスがいい野菜です。とうもろこしを常食している南アメリカやコーカサス地方は長寿の人が多く、その理由は、とうもろこしに、老化防止作用がある若返りのビタミンEがたっぷり含まれているということと関係があるようです。ネイティブアメリカンの主食であることも、周知の事実ですね。アメリカで、クリスマスの次に大きな行事「感謝祭」は、新大陸アメリカに移住してきたイギリス人に、とうもろこしの育て方を教えてくれたネイティブアメリカンへの感謝の気持ちからはじまったものです。とうもろこしに含まれるビタミンB1、B2は茹でても失われにくく、すみやかに疲労回復させ、ストレスに対する抵抗力を養う働きをします。カリウムは塩分を排出して血圧の上昇を抑え、実の根元の胚芽部分に豊富に含まれるリノール酸は、コレステロール値を下げ動脈硬化を予防します。また、豊富な食物繊維が大腸がんを予防し、便秘を解消します。実の皮の部分は消化が悪いので、胃の弱い人はよくかんで食べることが大切です。また、とうもろこしの黄色い部分に含まれる色素成分は、活性酸素を除去し、肝臓ガンの予防に対して効果があるそうです。とうもろこしは、収穫して時間がたつと、栄養がどんどん失われていきます。栄養の劣化が早いので、空気にさらされないように、皮は調理の直前に剥き、なるべく早く食べるようにします。たくさんもらったり、食べきれないほど収穫したときは、茹でてから冷凍保存することをおすすめします。とうもろこしは、実ばかりではなくひげ根にも薬効があります。収穫したときに、ひげ根を採って天日干しして、10グラムを500ccの水で煎じて半量にし、一日数回に分けて服用します。すると、ひげ根の利尿作用で、急性腎炎や妊娠時のむくみが解消されます。

とうもろこしの料理

とうもろこし食べ方として、様々な料理に幅広く使えますが、旬の時期が短いので、缶詰や冷凍されたものを使用することが多いですね。旬のとうもろこしなら、あれこれと手を加えるよりも、まるのまま茹でたり、焼いたりして食べるのが、一番おいしい食べ方でしょう。たっぷりのお水と塩で茹でたとうもろこしを、そのまま食べるのに飽きたときに調理法は、フライパンにバターをひいて、いくつかに切り分けたゆでとうもろこしをころがしながら焼き色をつけ、しょうゆをたらすと、とても香ばしい焼きとうもろこしになります。とうもろこしは、ご飯やパンとも相性がいいので、ピラフの具にしたり、パン生地に混ぜて焼いたりしても、文句なしにおいしいですね。パン生地に混ぜるときは、そのまま入れて色と食感を楽しむのもいいですが、コーンミールやコーンフラワーなど、すりつぶしたトウモロコシ粉を練りこんで、とうもろこしの風味いっぱいのパンを焼くことも出来ます。とうもろこし粉に水と塩を加えてこね、薄くのばして焼くと、メキシコ風薄焼きクレープ、トルティーヤができます。とうもろこし粉に、牛乳とバターを練りこんで煮ると、今度は、ルーマニアの主食ママリーガに変身します。ルーマニアの女性は、このママリーガと、酢漬けのキャベツでひき肉や玉ネギを包み込んだサルマーレと言う料理が作れてはじめて一人前だそうです。市販のコーンスープでも、ひと手間かけるといろいろな料理レシピのバリエーションが生まれます。たとえば、溶き卵をプラスしてボリュームをupさせたり、カレー粉を加えて味に変化を付けることができます。また、ゆでたブロッコリーやにんじんをうかべると、彩りも、栄養バランスもいっそうよくなるでしょう。

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